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装置の形式と構造

2009年1月30日 blower-blast | | コメント(0) | トラックバック(0)

装置の形式と構造

手動小型機

  • 簡単な手作業、試験機に向いています。
  • 誰でも使用できる安全な装置です。
  • 同じ仕様で多種類の形状があります。
  • 同じ仕様で多種類の形状があります。
  • 風速制御方式とする事ができます。
  • ターンテーブル、バレルを取り付けできます。
  • ノズル3本までの半自動機があります。

半自動式バレル型装置

加工室内に八角の自動回転バレルがあります。ワーク形状のよりバレルの大きさが決まります。

  • 回転:回転制御方式ができます。
  • ノズル:1~4本の仕様があります。自動昇降の機構にできます。
  • 特殊:自動排出される機構ができます。自動排出される機構ができます。

スイング式回転テーブル型装置

室内、室外をスイングする1軸の連続回転テーブルを備えた装置です。ワークの大きさによりブラスト室の大きさが決まります。テーブルの回転制御ができます。

ワーク縦回転式ターンテーブル型装置

インデックステーブルにワークを縦に回転させる冶具が装着されています。定位置にきたワークを回転させる機構が室外から装備された装置です。テーブル上のステーションは4分割です。

移載 リフター式チェーエンコンベアー型装置

チェーンコンベアーでピッチ送りされたワークは昇降リフターにより加工室に移載され、加工室内の回転部にチャッキングされます。複数のノズルがワーク全長面をブラストしながらスライドします。

インデックステーブル型装置

6分割、8分割の割り出しテーブル上に自転作業テーブルが搭載された装置です。ワークの着脱は自動移載装置、ロボットシステムなどがあります。

エプロンベルト型装置

エプロン形のエンドレスベルトを回転させ複数ノズルによる多量研磨材の投射により能率よく短時間で仕上げます。ベルトの正転でワークを攪拌し、逆転により排出します。小物部品などのバッチ処理に適しています。

台車テーブル型装置

室内~室外を走行する台車テーブルを備えた装置です。比較的に軽いワーク向けの手動式と重量向けの自動式があります。ノズルは手作業式と全自動があります。仕様の詳細はお打合せで決定いたします。

チェーン搬送式連続回転型装置

室内を貫通循環するチェーンコンベアーにワークを装着し、複数ノズルにより連続的にブラスト処理する装置です。

パレットコンベアー型装置

小物部品を搭載したパレットをコンベアーで加工室に搬入しブラスト処理する装置です。一次加工室、二次加工室で複数ノズルのスライド(又はスイング)で多面処理されます。三次加工室ではエアーブローが行われます。複雑な形状小物に適します。

スクリューコンベアー型装置

ワークを搬送するスクリューローラーと回転を与えるフラットローラーが並列して加工室内を貫通しています。送り速度と回転はそれぞれ独立した制御ができ、短時間連続処理が可能です。ギャー、小物鋳造など円柱小物のバリ・スケール除去の多量処理に向きます。

フロートテーブル式ターニング型装置

帯板状の回転枠とワークを搭載した2台のフロートテーブルから成る装置です。フロートテーブルに複数のワークをセットしている間、他方のテーブルが回転枠と共に反転しブラスト&ブローを繰り返します。

先進の無人自動化システムに搭載

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まずはSTC式ブロワ・ブラスト装置の形式と構造をご覧ください。

手動小型機
半自動式バレル型装置
スイング式回転テーブル型装置
ワーク縦回転式ターンテーブル型装置
移載 リフター式チェーエンコンベアー型装置
インデックステーブル型装置
エプロンベルト型装置
台車テーブル型装置
チェーン搬送式連続回転型装置
パレットコンベアー型装置
スクリューコンベアー型装置
フロートテーブル式ターニング型装置

研磨材の詰まり解消(オプション機構)

研磨材ホッパーの下部供給部は砂時計のように円錐形となっています。その為、落下部は異物、湿気、微粉化による棚吊りなど詰まりが生じ易くなります。解決する手段として弊社独特の回転制御式スクリュー供給法があります。

ワークの湿気
機械加工などで湿ったワークによる帯湿した研磨材の使用も可能で、ワークを洗浄・乾燥する事前装置の設置が省略できます。
供給量の調節
スクリューのインバーター回転調整により供給量調節が可能です 。
STC式の研磨材循環装置の特徴

研磨材の循環回収率のアップ、装置磨耗改善、破砕低減を提案します。

低速誘導式エレベーター(選択仕様)

弊社独特のコンパクトな速度制御式誘導型装置です。

  • 低速搬送の為、粉塵発生も少なく環境改善に有効です。
  • 研磨材の不要な破砕や摩滅を低減します。
  • 低速のため装置の無駄な磨耗を防ぎます。
  • 使用研磨材量により回収搬送速度が制御できます。
  • 重い研磨材~軽い研磨材まで全て対応できます。

サイクロンセパレーター(選択仕様)

再使用可能な研磨材が集塵機にドラフトされにくい弊社独自の4段式サイクロンセパレーターです。粉塵と再使用研磨材を効率良く分級できる方式です。

二次分級サイクロン(オプション機構)

  • 一次サイクロンセパレーターの後続装置として研磨材の回収や粉塵回収の効率を高めることができます。
  • 研磨材の不要な破砕や摩滅を低減します。
  • バケットエレベーター方式とした場合、ブラスト室内に発生する粉塵や飛翔研磨材を直接回収する事ができます。

ブロワ式にはご紹介以外に様々な特徴を備えた専用機があります。技術内容、詳細に付いては資料を用意しておりますのでお問い合わせ下さい。


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驚きの低ランニングコスト

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設置スペースの効率化

ブロワー式は圧縮率の低い多風量連続送風機を使用するため、予備エアータンク、ドレンフィルター、冷却器などの付帯機器を必要とせず、ブラスト機械に空気源を直結した冷却器などの付帯機器を必要とせず、ブラスト機械に空気源を直結したシンプル構造となります。装置全体の占有スペースもコンパクトで生産ラインの省スペース構成に適しています。

メンテナンス低減

空気源のルーツブロワーは高圧機器ではありません。また、本体は日常の保守を必要としません。ブラスト装置の機器類は市販品を主体としシンプルな構造としています。又、調整部分や磨耗する部品は特殊仕様を極力少なくしているため、専門の修理は必要なくメンテナンスは大幅に低減します。

「省エネ効果」と「低ランニングコスト」についての参考例

1ヶ月で、230万円!の削減!

(下表a-b:¥2,304,652.-)
年間で実に、マイナス2760万の効果!
(下表A-B:¥27,655,824.-)
ランニングコストは、従来型の30%まで激減します!
(下表B/A)
効果は、事前のサンプル加工において確認可能です。



項目 単位 乾式インラインブラスト 液体ホーニング ピーニング 合計金額
1号 2号 3号 4号 1号 2号 3号 (円)
電気料 12円/kwh 12円×72576 12円×48508 12円×528 1,459,344
アルミナ 130/kg 130円×5000kg 130円×2500kg 975,000
カットワイヤー 780/kg 780円×10kg 78,000
ブラストノズル 165,000円 0 165,000
エアーノズル 21,000円 0 21,000
ガン 80,000円 0 80,000
その他 30,000円 10,000円 40,000
外注委託費 240,000円 300,000円 540,000
月間合計 3,358,344
消材年間合計 40,300,128
年間保守費 656,000円 246,000円 年間保守費計 914,000
月間総合計:a 3,434,510
年間総合計:A 41,214,128

注)

  • 4号は今回指定サイズ外
  • 電気料は概算です。液体ホーニングの増しノズルやエアーブロー、集塵機分を計算に含んでおりませんので現状は、上記金額の1.2倍~1.4倍程度と思われます。

項目 単位 乾式デスケール装置 乾式仕上げ装置 合計金額
1号 2号 1号 2号 (円)
電気料 12円/kwh 12×9504 12×9504 12×9504 12×9504 456,192
SUSグリット 2800/kg 2800円×50 2800円×50 280,000
SUSショット 1600/kg 摩滅グリッド転用 摩滅グリッド転用 0
ブラストノズル 100,000円 100,000円 20,000円 20,000円 240,000
ノズルホルダー 24,000円 24,000円 6,000円 6,000円 72,000
その他 20,000円 20,000円 40,000
外注委託費 0
月間合計 ¥1,088,192
消材年間合計 ¥13,058,304
年間保守費 300,000円 200,000円 年間保守費計 ¥500,000
月間総合計:b ¥1,129,858
年間総合計:B ¥13,558,304

注)

  • 上記金額は予測です。多少前後する事があります。
  • 確証テストにより仕上げ装置能力を低く設定できる場合は減額となります。

項目 単位 乾式デスケール装置 乾式仕上げ装置 総電気量
1号 2号 1号 2号
ルーツブロワー kw 15 15 15 15 60
集塵、他電気量 kw 3 3 3 3 12
ブラストノズル 8 8 8 8
予定処理速度 m/min 4 4 4 4
稼働時間 hr 22 22 22 22 総処理能力
月間総処理能力 m 253,440 253,440 253,440

注)

①処理速度
平均4m/minとしています。Maxは6m/minで設計致しますが、事前テスト確認後ノズル数に変動があります。
②稼働時間
段取り、その他時間を割愛し、稼動22Hrとしています。
③稼働日
月間の稼働日は24日としています。
④月間処理能力
下図のように1ライン2装置直列です。
1ライン当たりの総処理能力は126,720m(平均4m/min)~190,080m(max6m/min)となります。
s処理速度は、事前テストにより確証することと致します。
⑤その他電気量
集塵機は1ライン当たり1台の集合型集塵と致します。

ブロワ式にはご紹介以外に様々な特徴を備えた専用機があります。技術内容、詳細に付いては資料を用意しておりますのでお問い合わせ下さい。


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抜群の処理能力

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まずはSTC式ブロワ・ブラスト装置の形式と構造をご覧ください。

手動小型機
半自動式バレル型装置
スイング式回転テーブル型装置
ワーク縦回転式ターンテーブル型装置
移載 リフター式チェーエンコンベアー型装置
インデックステーブル型装置
エプロンベルト型装置
台車テーブル型装置
チェーン搬送式連続回転型装置
パレットコンベアー型装置
スクリューコンベアー型装置
フロートテーブル式ターニング型装置

あらゆる研磨材に対応

STCのブラスト方式は、全て投射効率の良い『直圧噴射』です。直圧方式とは、循環補充した研磨材タンクに直接ブロワ圧力を加え同圧の送気ホースに研磨材を供給しノズルより噴射する方式です。ノズルガンに吸引噴射する方式ではないため、軽量微粉~重量粒子まで、直圧方式ゆえに『あらゆる種類の研磨材』に対応できます。生産ラインが変更となった場合でも、装置の転用が容易です。

噴射速度の制御(オプション機構)

エアー源は電動式の為、目的に合わせて風速を低速~高速にインバーターで制御する事ができます。ブラスト処理において噴射風速を変えることは、様々なメリットを得る事ができます。

製品の安定処理
ノズル磨耗による風速低下も自動増速制御する事により、設定の噴射速度を長時間にわたり保持できるため、安定した仕上げが確保されます。
ノズル長寿命化
回転増速による噴射圧の維持はノズル寿命が3倍となり保守回数を減らします。
研磨材適選速度
対象物に合わせて研磨材の噴射衝突速度を変更する事ができます。
砥粒破砕の低減
必要以上の風速を抑える事で破砕・摩滅を低減し研磨材が長持ちします。
濾材の長寿命化
発生粉塵の低減は、集塵機フィルターの保守、交換を軽減します。

処理時間の短縮

圧力をかける研磨材タンクは箱型構造が可能となる為、最大16ノズルを取り付ける事ができます。多ノズル化により、複雑なワーク処理の時間が短縮できます。専用装置も構造がシンプルな多ノズル式はインライン化における対応が容易となります。

多連式直圧タンクの構造

ブロワ式にはご紹介以外に様々な特徴を備えた専用機があります。技術内容、詳細に付いては資料を用意しておりますのでお問い合わせ下さい。


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画期的な省エネ効果

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「省エネ効果」と「低ランニングコスト」についての参考例

1ヶ月で、113万円!の削減!

(下表a-b:¥1,130,304.-)
年間で実に、マイナス1330万の効果!
(下表A-B:¥13,323,649.-)
ランニングコストは、従来型の40%まで激減します!
(下表B/A)
効果は、事前のサンプル加工において確認可能です。



(出力37.5Kw機×4台×22h×24日=79200Kwh)
(*出力はユーザーからの申告値に基づく数値です)

項目 単位 コンプレッサ型ショットブラスト 1ヵ月当たり金額
1号 2号 3号 4号 (円)
電力料 12円/Kwh 12円×79200Kwh 950,400
使用メディア:アルミナ 130/㎏ 130円×5,000㎏ 650,000
ブラストノズル 交換部品 165,000円 165,000
エアーノズル 21,000円 21,000
エアガン 80,000円 80,000
月間投入金額:a   ¥1,866,400
年間累計金額:A   ¥22,396,800

(出力18Kw機×2台×22h×24日=19008Kwh)
(*出力は小社仕様に基づく数値です)

項目 単位 乾式デスケール装置 1ヵ月当たり金額
1号 2号 (円)
電力料 12円/Kwh 12円×19008Kwh 228,096
使用メディア:SUSグリット 2800/㎏ 2800円×100Kg 280,000
ブラストノズル 交換部品 10,000円 10,000円 200,000
ノズルホルダー 24,000円 24,000円 48,000
月間投入金額:b   ¥756,096
年間累計金額:B   ¥9,073,152

注)

  • 上記は、ブラスト関連部に限定の計算値です。参考例につき、実際には多少変化する場合があります。
  • 集塵機他、付帯機器などに係る費用は上記に含んでおりません
  • 具体化の際には、確証テストの上ランニングコストを精査致します。
  • 稼働時間は22時間/日(段取時間などを考慮の為)で、稼働日は24日/月で算出。
  • ケースAの電力料は、客先申告値による概算です。
  • ケースBの電力料は、小社提案の装置仕様による概算です。
  • メディアの使用量、交換部品の金額はそれぞれ、客先申告値及び小社経験値によります。

大幅な節電

STC式の空気源はコンプレッサーを使用しません。空気源が『自己完結型』のため、周辺機器に対して圧力低下などの影響を及ぼす事がありません。
噴射圧は、コンプレッサー式の吸引方式と比較し常用圧力は1/8~1/10の30~60kPaです 。そのため電気料を大幅に低減することができます。ルーツブロワーは圧力の低い多風量仕様ですからブラストに必要な風速は十分確保されます。大幅な省エネと広範囲な能力が実現できます。

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施工の流れ

2009年1月29日 blower-blast | | コメント(0) | トラックバック(0)



お問い合わせ

自動化・無人化・合理化・高速化・24時間生産体制など、思い当たるものが一つでもあれば、まずはお気軽にお問合わせください。

初回訪問

実際にお客様の工場の製造工程を見学し、現状の内容確認の上、弊社の制作経験に基づいた事例や汎用製品など過去の実績などをご紹介いたします。

テスト加工

常設テスト実演機にて、画期的な省エネ効果・抜群の処理能力・驚きの低ランニングコスト・先進の無人自動化システムに搭載といったブロワブラストの効果と検証していただきます。

提案・構想

技術資料を提供いたします。
特定課題を解消するものでカタログなどに掲載されて市場で汎用化されている製品があれば、コストがかからない、汎用化されたものをおすすめすることもあります。

お見積り

市場において汎用化されていないものや、類似製品がない場合は、実際にお客様の工場の製造工程を見学し、弊社の制作経験に基づいた事例や汎用製品からの活用などで、解決策を探りお見積りを提出します。

制作

試作品による実験、研究、他分野の技術の応用などを行い、模型や構想図、構想案の練り上げます。メカ系・制御系に分けて仕様を確定し設計・製作図を作成します。その後部品調達、部品加工を行い組み立てといった実制作に入ります。

納品

装置が正常に動作するかどうか試運転を行い、ユーザー立ち会いのもと、テストを行います。ユーザーの承認を得納品となります。標準的な納期で120日以内で製作いたします。

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技術者の声

2009年1月29日 blower-blast | | コメント(0) | トラックバック(0)

スタッフ一同

「泉谷は全員熟練・多能工!」

半導体製造・各種検査装置から、御社だけの専用機まで、あらゆる機械を開発する泉谷のスタッフ達。モノづくりに信念を持ち、熱意と熟練の多彩な技を誇る製造のプロが、堅実な機械を誠実なアフターフォローと共にお届けします。

泉谷俊男
泉谷俊男 / 代表取締役社長

「STC式ブラスト」の効果と省エネ性を体感下さい。
きっと驚かれるでしょう。

徹底した少数精鋭主義とスピード経営で会社を引っ張る。
質実剛健・迅速第一をモットーにする。
堺市出身:AB型 趣味は読書・旅行

泉谷祥三
泉谷祥三 / 専務取締役・製造本部長

「STC式」の性能に最適な「自動化を!我々の役目です。
構想・グランドデザイン・加工・生産計画~据付試運転とイズタニのけん引車です。
堺市出身:A型 趣味は書道・料理

泉谷尚宏
泉谷尚宏 / 常務取締役・機械技術担当

イズタニには全く新しい「ブラストシステム」を作る自信があります。
モノ心ついた時から機械を組み立てていたという噂も。
キサゲ技術も有する実戦部隊長!
堺市出身:A型 趣味はゴルフ・パソコン

村上博
村上博 / ムラカミサン。

「ブラスト」と「自動化」を合体させるのが腕の見せところ!
仕事の配分と組立の段取をさせれば天下一品!
どんな大物装置も見事に仕切る腕前は超一級!
九州男児です。
宮崎県出身:O型 趣味はモータースポーツ・パソコン

田名部聰
田名部聰 / ゴン・ゴンチャン。

「ブラスト技術」を支える部品作りは、私に任せて下さい。
名人・達人!
クラスの施盤加工のかたわら、組立・溶接までこなすベテラン。
私も九州男児です。
福岡県出身:O型 趣味は野球・旅行

川上正博
川上正博 / カワチャン。

一言で言うなら、「速い!スゴイ!省エネ!」の装置です。
スマートな外見ながら、内に秘めた責任感は人一倍!
資材・検査・塗装・組立までこなすマルチタレントでもある。
岸和田市出身:A型 趣味はだんじり祭り・登山

坂井宏好
坂井宏好 / サカイチャン。

「ブラスト&自動化」の2ツを私がベストチューンします。
天が授けた根っからのメカ好き!
仕事の速さ、巧みさ、調整の見事さは誰もマネできない。
センサー技術やデンキにも詳しいテクニシャン。
紀ノ川市出身:AB型 趣味は車いじり・ゴルフ

中島聡
中島聡 / ナカシーマ。

これまで「不可能」と言われたブラスト処理を可能にしてみせます。
一番の理論派!
電気制御もこなす、若手技術者。
彼のイメージ通りに機械は作られ、動いていく。
和歌山市出身:AB型 趣味はマリンスポーツ・フットサル

黒川正義
黒川正義 / クロさん。

どんな機体・構造もモノにします。ご安心を!
溶接・製缶・板金の魔術師。
正確無比なワザは類を見ない。
組立技術も超一流。
大阪市出身:B型 趣味は風景写真・ドライブ

杉山久泰
杉山久泰 / サンダー(スギヤマちゃん)

これまでの経験や知識のすべてを「ブラスト」に注入します!
設計~加工~組立~調整まで何でもござれ!
気はやさしくて力持ち。頼りになる男です。
大阪市出身:O型 趣味はサッカー・オカリナ

隅本宏
隅本宏 / オヤジさん。

「STC式ブラスト」は、多くの実績とノウハウに支えられています。
本社事務所を守る頼りになるオヤジさん。
豊富な経験で硬・軟自在に貴重なアドバイスを的確に飛ばす。
徳島県出身:A型 趣味は手品・マジック・パソコン

省エネ・ブロワブラストって何?

2009年1月29日 blower-blast | | コメント(0) | トラックバック(0)



1.空気の流れ

風は、陽圧や陰圧となった空気が1気圧に復元する流れ(風速)です。

2.「空気にも重さ」がある

地上では、空気にも密度(1.2㎏/㎥)という重さがあります。
空気の流れる量と速さは、物を浮かし移動させるエネルギーとなります。

3.エアーブラストの「空気源」

コンプレッサーは「容器蓄積」方式です

容器に空気を高圧で蓄積し、減圧器を経由して利用する方式で、高圧縮のため電気料が高くなります。高圧縮のためドレン除去、空気冷却が必須で、使用量により予備のバッファータンクが必要となります。元圧減衰やノズル部の形状変化による圧力変動など脈動が発生しやすく風速の安定には熟練を要します。

ルーツブロワーは「連続送風」方式です

本体ケースと回転ローターにクリアランスを持つ非接触式電動回転機のため、インバーターにより常用連続多風量が確保でき、保守管理が少ない多目的低圧送風機です。低圧縮のため電気料が安い、発熱量が低い、ドレン発生が無いなどのメリットがあります。

4.ブラストは「高圧空気が必要」という間違った概念

高圧縮空気の噴出速度は非常に高速で、空気流に乗った粒子は大きな破壊力を持ちます。軽薄・短小で精密な製品には歪、ムラ、食い込みなど二次影響の無い適性風速が必要です。

5.エアーブラストの「要素」

エアーブラストは、粒子を対象物に飛翔衝突させる適正な「風速」が主の要素です。ノズルから粒子を乗せた空気を押し出すための「圧力」は従の要素となります。

6.空気と粒子の「混合比」

噴射には先端を絞る事が必要です。脈動を発生さないために圧縮性空気と非圧縮性粒子の比率 はG(gas)≧S(sand)とする重さ(比重)の対比が重要な要素です。

7.適正な「速度と圧力」

対象物や処理目的によってそれぞれ適正な押出圧力=風速があります。対象物の目的により適正風速を選定し、使用ノズル径で圧力が求められます。必要以上の風速は対象物への影響や研磨材の破砕・摩滅などロスに繋がります。
ex:風速(V)=空気量(Q)/ノズル断面積(A)
ex:必要圧力(P)=使用空気量(Q)/ノズル断面積(A)×Z(使用空気量算出係数)

8.電気料

一定量の空気を圧縮する場合、圧縮率が高いほど電気料が高くなります。ブロワーはコンプレッサーの1/7~1/10が常用圧力ですから大幅に安くなります。
ex:電気軸動力(Kw)=使用空気量(Q)×圧力(P)/K(定数)

9.ブラストの「変動要因」に気をつけて

ブラスト3大変動の要因は日常の保守によって防ぐことができます。
(1)風速変化: ノズルの磨耗やホースの破損により風速は低下します 。
(2)粒子変化: 粒子は繰り返しの使用で破砕、摩滅します 。
(3)密度変化: ノズル距離の移動、研磨材の供給不良で処理面の密度が変わります 。
ブラストは自損機である認識が必要です。研磨材の接する部分は全て要注意点です 。

2009年1月28日 seltage | | コメント(0) | トラックバック(0)